自分は何のために生まれてきたのか。 昔から多くの人が向かい合ってきた問い。 その答えの拠り所として宗教があった。 しかしダーウィニズム等の科学によって、その神話が揺さぶられる。 「大きな物語」が終わり、ニーチェは「神は死んだ」と言った。 「何の…
2016年の読書メーター読んだ本の数:79冊読んだページ数:22696ページナイス数:0ナイス幼児教育へのいざない 増補改訂版: 円熟した保育者になるために読了日:12月30日 著者:佐伯胖シェーラー著作集〈8〉同情の本質と諸形式 (1977年)読了日:12月29日 著者…
卒論の合間に何か書く。 卒論は、芭蕉の言う「不易流行」で言うならば、「不易」の部分、つまり22世紀まで生きる子どもたちの保育・幼児教育を考えるにあたって、100年後も変わらないものってなんだろうな?という問いのもと、「子どもの人間学」を研究して…
幼児教育・保育の評価について。前記事でも書いた通り、幼児教育や保育の評価は、①「いつの時点で測るのか」:例えば小学校入学時に効果が現れていなくてものちのちに現れてくる要素もある(非認知能力など)。②「何を指標として測るのか」:学校段階では(…
昨今話題の保育園の問題について話題になっている背景を簡単に述べると、少子化による保育ニーズの減少の割合より、女性の社会進出などによる保育ニーズの増加の割合が高まっており、少子化なのに保育園が足りないという事態が起きています。その問題は以前…
教育の目的について。 教育の目的とは何か?教育はだれのためのもの? と、聞かれると「子どものため」だと多くの人が答えると思います。 教育の目的について、教育という社会機能の起源を考えると「種の保存」があげられます。 狩猟採集の時代には、無力の…
前記事に続いてこの記事でも私の基本的な子ども観について書いていきます。 よく「あなたは『教育』に興味ある人なんだね」と言われますが、自分としてはそれは合ってるけどどこか正確でなく、「『子ども』に興味あります。」と答えています。 そう答える理…
ブログで記事を書いていくにあたって最初に私の基本的な子どもに対する考え方、子ども観について書いていこうと思います。 大学の友人や社会人の方々にお会いして、 「子どもに関する様々な活動を行っていて、学問としても教育・保育やってます」 と言うと、…
ブログはじめます。 目的は自分の考えや想いの表現の訓練です。 教育を学ぶ大学生として、子どもや教育・保育に関するテーマを中心に書いていきます。 関心は教育段階としては就学前の乳幼児期、学問領域としては教育哲学・教育思想です。 ①自分の思考のメモ…